ウズベキスタンの風俗事情
イスラム教と言えば女性は顔を隠しているし、性に対しては厳しいと思われがちである。実際にイスラム圏に行ってもポルノ関連を見る事は少ない。
でもウズベキスタンではそうではなかった。
かの有名なサマルカンドで僕は現地人と仲良くなった。2.3日一緒に過ごしているといいところに連れて行ってやると言われ連れて行かれたのは、団地のような一角の体育倉庫みたいな場所である。
汗でくたびれた服を着たヒゲ親父の門番に鉄格子を開けてもらった先にそこはあった。
いわゆる本番ヘルスである。
待合室にいる人達の表情は日本人と変わらない。緊張と期待と悲壮感が表れている。目線は下だが外人が来る事はほぼないせいなのか興味本位で僕を見てくる。
年齢層はバラバラだがみんな薄汚れている。そして待っている人数が多い。
行ったのは午後2時くらいだったと思うが10人くらい待っている。店の数は少ないのだろう。風俗は闇商売で町ではここ一軒かもしれないがそんな事は知らない。
薄暗く土臭い部屋に汗まみれの男達と待っていると、気が滅入ってくる。
暫く観察していると、日本のピンサロの様なブースから嬢が出てきた。
嬢を見て衝撃を受けた。
すごいメイク。絵に書いたような娼婦。
世界が劇画になった気がした。
続く